先日鍼灸施術の写真を掲載しましたが、
「ん?鍼が刺さっているところが赤いぞ?」と気づいた方はいたでしょうか?
これは「フレアー現象」と言って、刺鍼により末梢血管が拡張しているのです。
詳しく説明すると、ちょっと難しんですが・・・
鍼を刺した事によって身体の組織が損傷します。
そうすると身体は「何か刺さったぞー(身体が傷付いたぞー)」と様々な活性物質(ブラジキニン・セロトニン・ヒスタミン・プロスタグランジン)を産生して、且つポリモーダル受容器(無髄の神経線維や有髄の細径繊維で支配されていて、侵害的な性質を持つ刺激に反応するために侵害受容器のひとつとされています)を興奮させます。
このポリモーダル受容器ってのが末梢で神経伝達物質を出して、血管の拡張作用や血漿タンパクの漏出を引き起こします。
よって上記写真のように鍼を刺したところが赤くなるのです。
更にポリモーダル受容器の興奮は中枢神経に伝わり、得気(ひびき・鍼を刺した時に感じるズドーンとした感覚や電気が走ったような感覚。人によって感じ方が違います)や鎮静作用をもたらします。
ポリモーダル受容器は自律神経系、免疫系、内分泌系にも影響を及ぼすので、鍼治療を受けると痛みが楽になったり、呼吸が楽になったり、内臓に作用したり・・するんですよ。
途中難しい箇所はかなりはしょった説明になりましたが、ちゃんと理由があって、鍼が刺したところが赤くなっているのです。
鍼灸の機序はまだまだ科学では証明仕切れないことが多いのですが、鍼、面白いですよね!
今月の「ミッケ流山おおたかの森」出店は
11月19日(木)10:00〜12:00はスピリチュアルリーディング、
25日(水)10:00〜12:00は鍼灸施術となっています。
ご興味あるかたは、いらして下さいね。
皆さんに会えるのを楽しみにしています。
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