先日来院した86歳の患者さんに「あなたたち、コロナが大変だって言ってるけど、戦後に比べれば充分恵まれてるわよ」と言われました。
まあ、そうなんですけどね・・・
比べるのはどうかと・・・💦
私は勿論戦後直後の日本は知りません。
だけど病気になっても治療も受けられない、必要な薬もない、それ以前に住む家や食べるものもない、「火垂るの墓」のお話のように親が亡くなってしまった子供達もいる、生きていくのに必死だった時代だったんだ・・・というのは容易に想像できます。
全国で緊急事態宣言を出されたとはいえ、買い物をしに外出したり、仕事に行ったり、ネットで商品を注文したり、ゴミ収集車は規定通りに廃棄物を収集してくれます。
スイッチを入れれば電気はつく、水もガスも使える・・・
「3密」の所に出入りを避ける以外は、ある程度出来る状態です。
有り難いですよね。
確かに戦後間もない時代に生きた方々からみたら、今の時代はなんと恵まれている時代なんでしょう。
そんな時代を生き抜いた逞しい方々によって、今の日本があるんですよね。
とはいえコロナウイルスが原因で世界中で多くの方々が亡くなり、入院生活を余儀なくされている方々も沢山います。
医療に携わるスタッフも、限界を超えて働いている状態です。
今ある現状に嘆くのではなく、与えられた環境で自分は何が出来るか?を考え、冷静に行動したいものです。
一人一人の行動がこれ以上の感染拡大を防ぐ事に繋がるのです。
「明けない夜はない」と言いますが、「夜があける」までの辛い日々、お互いに助け合いながら乗り越えましょう!
素敵なヨギティーの言葉↓