先日、インドの方が開催した「手作りサモサ教室」に参加してきました。
スパイスだけでも沢山入ります↓
(写真に写っていないスパイスもあります)
スパイスを入れて、混ぜ混ぜ・・・具を作ります。
皮も小麦粉から作りました。
生地を発酵させ、具を入れます。
同じ大きさの皮を使っても、入れる具の量がまちまち・・・
作る人の性格が出ます↓
私が作ったのは、どれでしょう?
油でゆっくりゆっくり、じっくりじっくり揚げます。
揚げている間、
・インドでは家族のために料理はほぼ手作り(外食は何が中に入っているか分からない)
・作り置きはしない
・ケミカルなものはとらない
・スパイスを多用し身体に負担にならないように(例えば揚げ物を作るときは、胃に負担がかからないように消化を助けるスパイスを入れる・ショウガやニンニクはすり下ろさない、石臼でつぶす→繊維が壊れないようにetc・・・)
などの食事に関するお話や、
宗教や階級(カースト)が違う人同士の結婚について・・・など、様々なお話が聞けました。
で、出来上がったサモサとサラダはこちら↓
結構なボリュームでしたが、全然胃がもたれなかったのが不思議!
やはり消化を助けるスパイスが入っていたせいでしょうか。
で、思い出したのですが、以前TVのバラエティ番組でインド料理店の定員さん達が「漢方薬局の漢方でカレーを作る」というミッションを受ける・・・というのをしていました。
「え〜っ?TV局って意地悪だな」と思いつつ見ていると・・・
薬剤師の方に「これは何だ?」と聞きながら薬剤の引き出しを次から次へと開け、
ブレンド。
本当にカレーが出来ました・・・!
味見は薬局員の方達。
「・・・おいしい!自分たちが扱っている薬(漢方)が食事になるなんて!」
と感動していました。
インドの知恵って凄いですね!
食事は「身体を作るもの」です。
忙しい現代、手軽に食べられる惣菜や油たっぷりのお弁当は便利ですが、サモサ作りで「食べる」という事の本来の意味をもう一度考えるきっかけとなりました。
皆さんも普段の「食事」を一度見直してみては?