24日月曜日にNHKで「東洋医学 ホントのチカラ〜科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ」という番組が放映されました。
番組の中では芸能人が実際に鍼灸施術を受けて、どう変化したか?を放映。
「身体が楽になった」「小顔になった」などの感想を嬉しそうに述べていました。
そうなんです。
鍼灸、いいんですョ!
しかし、私が鍼灸専門学校に入学した時に「鍼灸施術を受けた事があるのは、全人口のうち7%」と言われました。
低いですよね…
卒後1年目の時は更に進んで「4%」にまで下がっていました。
今回の番組を見て、全国で施術を受けてくれる方が増えてくれればいいな…と思いました。
鍼灸…効きますが、私達鍼灸師が症状を軽くするのではなく、施術を受けた方の「身体の力=回復力」が症状を軽くしたのです。
鍼灸施術は身体の滞り=悪い部分が良くなる様に「スイッチを入れる」だけだと私は思っています。
ですから、若い方に施術をすると回復が早く、高齢になると回復に時間がかかります(まあ、病状にもよりますが一般的にはそうです)
では、人間が本来持っている生命力・回復力を大切にするには…
東洋医学的な考え方だと(というか西洋医学でも一緒だと思いますが)、養生(身体を休める)・適度な運動が大切ですが、体調が悪くなったら悪化する前に鍼灸・湯液(漢方薬)でケアをしていく…となります。
とはいえ、現代人は忙しいですよね
意識的に身体を動かす・おいしい物を食べる・疲れた時は無理しない・休む時は休む!
を、心掛けましょう
疲れた時は、どうぞ鍼灸を受けに来て下さいね。
お力になれるかも…です